コンタクトレンズの処方箋だけを発行してくれる眼科さんが少ないってご存じっスか?
俺っちは、最近まで知らなかったッス!
なぜ処方箋の発行だけは断られるのか?
また、なぜ処方箋なしではダメなのか?
眼科で教えてもらったその理由や、結局どうすればいいのかについて記事にまとめました。
コンタクトレンズの処方箋なしはダメ?その理由は?
コンタクトレンズの処方箋は必要?
コンタクトレンズを購入するときには、ちゃんとした処方箋(装着指示書)をいただいて、それに従うのが安全です。
それというのも、コンタクトレンズは高度管理医療機器(心臓のペースメーカー等と同じ)に指定されているんですね。
高度管理医療機器 は、副作用が出たときや誤った使い方をした場合のリスクが高い医療機器が指定対象です。
「処方箋なしで買えるカラーコンタクトって、目の病気になることもあるらしいよ」みたいな話って聞いたことがありますよね。
目の健康のために、正しい処方箋と、定期検診は必要ですね。
処方箋なしで販売しているのはなぜ?
実は、法律上では処方箋(装着指示書)がなくても、コンタクトレンズを購入することは可能なんです。
★「コンタクトレンズの処方箋」はありません。
「処方箋」は医療機関が薬剤師に、医薬品の販売についての指示を出す書類です。
ですが、コンタクトレンズは高度管理医療機器で、医薬品ではありません。
そのため、コンタクトレンズの場合、正しくは「処方箋」ではなく「装着指示書」という書類になります。
処方箋を提出しないと購入できないのはなぜ?
法的な義務がないなら、処方箋を提出しないと売ってくれないお店が多いのはなぜか。
これは、販売店の方針によるものです。
また、コンタクトレンズのメーカーが、販売店に対して処方箋の提出を推奨しているという背景もあるそうです。
いずれも、不適当なコンタクトレンズを購入して、目のトラブルを起こすことを避けるためですね。
眼科で処方箋だけはダメ?教えてもらったその理由。
眼科で、処方箋だけ発行してくれる?
眼科に行けば、すぐにコンタクトレンズの処方箋(装着指示書)をもらえるかというと、病院の方針によります。
来院前に、電話で確認しておくといいですね。
ちなみに、処方箋だけを発行してくれない眼科の方が、圧倒的に多いようです。
処方箋だけを断るのはなぜ?
『レンズも買ってもらわないと、儲からないから』という話を聞いたことがあります。
たしかに、眼科で買えるコンタクトレンズは、量販店よりもぐっと高い場合が多いですよね。
コンタクトレンズの販売で利益を得たいということもあるのかもしれません。
でも、それよりも、装着中の経過を確認したいというのが大きな理由とのことです。
処方箋だけを発行した場合、誤ったレンズや偽物を購入されていても、医療機関側にはわかりませんよね。
だからといって、「勝手に購入したのだから、知りません。」というわけにもいかないため、経過観察や定期検診を続けてほしいということなんですね。
眼科でもすぐにコンタクトが買える?
これも、病院によりますよね。
また、ソフトかハード、矯正の種類などによって、その日すぐに持って帰れるものもあれば、お取り寄せになることもあります。
コンタクトレンズをすぐに欲しいばあいは、アイシティなどの眼科と併設した量販店に行くといいかもしれませんね。
★ハードレンズは3日間以上、裸眼で過ごしてから
ハードのコンタクトレンズを装着していると、目の表面の傾斜が影響を受けるそうです。
そのため、正確な視力矯正の処方をしてもらうためには、3日間以上、裸眼で過ごしてから診察してもらう必要があります。
コンタクトレンズの処方箋なしはダメ?結局どうすればいいの?
今回、眼科でいろいろと教えていただいたり、調べた結果、
「コンタクトレンズの購入時に処方箋を提出する法的義務はない」
という驚きの事実を知りました。
ですが、コンタクトレンズは高度管理医療機器です。
合わなかったときのリスクが高いんですね。
決して、適当に購入していいものではありません。
ですので、
初めてコンタクトを購入するときや、度数を変えたいときには、必ず眼科を受診しましょう。
自分に合ったコンタクトレンズが見つかってからも、定期検診はかならず受けるといいですね。
定期検診は3カ月に1回。
3カ月に1回がむつかしいなら、半年に1回でも、1年に1回でも、かならず受けましょう。
実際に、自分に合った1dayを使っていたのに、急にアレルギー反応が出て3~4カ月の治療が必要になった人もいました。
病院によって違いがあるとは思いますが、私のばあいは定期健診だけだと、再診料と合わせても\1,000くらいです。
\1,000すらもったいなく感じてしまうときもあります。
でも、目のトラブルをこじらせて、治療費を払うことを考えれば、定期健診を受ける方が有意義ですよね。
お金も時間も、やりくりするのは大変ですよね。
でも、目の健康を損なってから取り返すのは大変です。
めんどうでも、必要は処方や検診は受けましょうね♪