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空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにやってはいけない3つのこと

空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにやってはいけない3つのこと

一人息子が独立して、3年目になります。
最近ようやく、昔のことを懐かしく思い出しても、泣かないでいられることが増えました。

最初の1年くらいは、何をしていても寂しくてつらくて、本当に毎日泣いてばかりでした。

子供の巣立ちや空の巣症候群について必死で情報を集めたり、仏教の勉強もしました。

「私はこのダメな状態のまま、ずっと年をとっていくのかしら…」と負のループにおちいって、嘆くこともよくありました。

それでも、時間とともに立ち直りつつある私の体験を振り返って、つらいときにやってはいけないことを3つ、ピックアップしてお伝えします。

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空の巣症候群の乗り越え方 つらいときに自分をジャッジしない

空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにやってはいけない3つのこと

ほかの記事でも書いたのですが、現状をしっかり把握することは、とても大切です。

自分がどんな状態なのか、どんな環境にいるのかなどを整理することで不安の原因を減らすことができるからです。

「現状を把握する」について、くわしく書いた記事は、
↓ こちらです。
空の巣症候群でつらい毎日から、早や2年。私が克服した方法は3つ

でも、把握した自分の現状が理想通りではないとしても、そのことを嘆いたり、自分を責めたりしてはいけません。

仕事や家事がはかどらなくても、

寂しい気持ちをコントロールできずにいても、

「ちゃんと頑張れない…なんでこんなにダメなんだろう。」

「こんなのイヤだ。本当の私じゃない…。」

そんなふうに、今つらい毎日に耐えている自分をジャッジ(判定)するのは、やめましょう。

つらいのは嫌ですよね。

でも、あなたは今つらいんです。

それは今まで、あなたが毎日がんばって生きてきた証拠です。

だから、可否をつけるのではなく、現状の自分を冷静に受け止めるだけでいいんです。

自分の現状をちゃんと把握して、その現状が嫌なら、どうなりたいのかを考えましょう。

そして、どうすれば、なりたい自分になれるのか、本来の自分に戻れるのかに目を向けましょう

ゴール(なりたい状態)を決めて、努力がいらない小さな一歩を積み重ねる。

ほんの少しずつでいいんです。

今の自分にできることを、ひとつずつこなしていきましょう。

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空の巣症候群の乗り越え方 つらいときは過去を振り返らない

空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにやってはいけない3つのこと

つらいときって、もう一生このまま立ち直れないんじゃないか…なんて、暗い方へ考えが向いてしまいがちではありませんか?

そういうのは良くないって、わかってはいるのだけれど、気持ちがあがらなくて、やっぱり暗くなってしまったり。

息子が独立した当初の私は、本当にひどいもので、人目がないとすぐに泣いてばかりいました。

「『オレ、東京で就職しようと思うねん。』と切り出されたあのとき、強く反対していれば、今も一緒に暮らせていたのかな…」なんて考えたりもしました。

でも、過去を悔やんでも、何も解決しませんよね。

だから、考える方向を変えたんです。

「息子と離れて暮らすようになったから、寂しくてつらい。
けれど、もし息子が、いつまでも巣立たずに自分のそばにいてくれたとしたら、それって幸せなのかしら…?」って。

今すぐ離れて暮らすことがなくても、いずれ運よく結婚できることにでもなれば、おそらく子供たちは家を出るでしょう。

いずれ、離れて暮らす日は来るんですよね。

もぃ、子供から出ていくことがなくても、十中八九、親である私たちは先にこの世を去る日がやってきますよね。

子供たちを、この世に残していかなければならない。

だったらやっぱり、私たちが生きているうちに、しっかり自分で生きていけるようになってくれないと困りますよね。

「そんなことは、ちゃんとわかってる。だけど、どうしようもなくつらいのを何とかしたいのよ!」と、あなたは思ったかもしれません。

そうですよね。

私も、そうでした。

でもね、そのつらさや寂しい気持ちは、すぐにはどうにもならないんです。

だから、自分の中で、繰り返し確認するんです。

子供が巣立ったことはよかったはずだと。

今はこんなに寂しいし、つらいけど、きっと大丈夫だと。

確認して、ちょっと立ち直って、また泣いて。

「やっぱり、ダメだ。」って、何度も思うかもしれないけれど、あなたは少しずつ強くなっているはずです。

寂しさやつらさが薄れるには、時間も必要です。

つらいのを無理やり解決することばかり考えずに、ありのままを受け入れて、一歩ずつ本来のあなたに近づいて行きましょう。

空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにひとりで耐えないで

空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにやってはいけない3つのこと

つらい気持ちを、ひとりで抱え込むのはやめましょう。

家族や友達に相談したり、日記やブログを書くと、気持ちが整理できますよ。

すぐに相談できる人がいなければ、趣味や仕事に力をいれるのもいいかもしれません。

何かに夢中になれば、つらい気持ちも紛れるものです。

子育て後の趣味や仕事についての提案をまとめた記事は、
↓ こちらです。
子育て後の人生 あなたに見つけて欲しい3つのワーク

そして、気分転換が上手くいったとき、

「そんなことで気が紛れるなんて…」

と、つらさが薄れた自分を、薄情に感じたり、責めたりしてはいけません。

気持ちが持ち直しはじめたからといって、子供たちに向ける愛情に変わりはないはずです。

そして何より、お母さんが良い状態でいることは、いくつになっても、子供たちにとって良いことなのですから。

ひとりで耐えずに、外へも目を向けていきましょう。

だけど、もし、どうしても空の巣症候群に太刀打ちできないようなら、専門のお医者さまに相談するのもいいかもしれません。

長いあいだ、お母さんとして生きてきた女性が、空の巣症候群を克服するには、2~3年かかることも多いと聞きます。

子供が巣立ったことで感じる寂しさやつらさは、簡単なものではないんですね。

ですので、本当にどうしようもないと感じたら、なるべくこじれないうちに、専門家に相談するのも良いのかもしれませんね。

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空の巣症候群の乗り越え方 まとめ

空の巣症候群の乗り越え方 つらいときにやってはいけない3つのこと

ありのままの自分を受け入れよう。

考え方を変えよう。

一人で耐えるのはやめよう。

つらいときに、そういわれても、なかなか実践できないかもしれません。

でも、それでもいいんです。

今は、まだできない。

たんなる事実です。

「できないから、ダメ」じゃないんです。

もし、あなたが「できないけど、やりたい、やるべきだとは思う…」のだったら、どうすればできるかを考えてみましょう。

そして、「考えたけど、できない。私ってダメだ。」って、負のループに巻き込まれないでくださいね。

あなたはダメじゃないです。

今のあなたは、力をためる時期なんです。

辛くても、つらくても、何とか生きていけば、また子供たちと会える日も来るでしょう。

そのうち、かわいいお孫ちゃんにも、会えるかもしれません。

人生100年時代ですもの。

私たちの未来にも、まだまだ可能性は広がっているはずです。

今はつらくても、きっとあなたは大丈夫。

この記事を見つけてくれたということは、あなたはもう動き出しているのですから。

もう少し、時間が必要かもしれないけれど、あせらず、今できることをひとつずつこなしていきましょう。

ときには、美味しいものを食べたり、好きな音楽を聴いて、明るい気持ちになるのもいいですね。
若い頃に好きだった曲を聞くと、脳が若返る効果もあるそうですよ♪

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