この記事では、おろし金の洗い方や、おろし器から食材をきれいに取る方法を紹介します。
おろし器の素材によってやってはいけないことが違いますので、ご注意くださいッス!
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おろし金の洗い方★おろし器の素材別 注意点
おろし金の洗い方★やってはいけないこと
まず最初に、おろし金を洗う時にやってはいけないことを紹介します。
これらは、おろし器の材質に関係なく、NGなことです。
うっかりやってしまわないように気をつけましょう。
すぐに洗わず放置する
つかった後、洗うまでに時間があいてしまうと、おろし金にのこっている食材が乾燥してこびりつき、とれにくくなります。
使ったら、すぐに洗いましょう。
何かの都合で、すぐにちゃんと洗えないときにも、流水で食材を流しておいたり、水につけておくといいかもしれませんね。
強くこする
おろし金を洗うとき、きれいに洗いあげたくて、ゴシゴシと力が入ってしまうこともあるかもしれません。
でも、刃をいためる原因になるかもしれません。
それに、何より、あなたの手を傷つけてしまう危険もあります。
ですので、おろし器を洗う時は、強くこすりすぎないようにしましょう。
しっかり乾かさない
刃の部分などの細かいところまで、完全に乾燥させてから収納しましょう。
水分が残っていると、雑菌が繁殖したり、材質によってはおろし器をいためる原因になる場合があります。
おろし金の洗い方★ 素材別の注意点
おろし金の洗い方の基本は、
- 使ったら、すぐに流水で食材を洗い流す。
- 材質にあった道具と洗剤を使い、かるい力でこすり洗い。
- 洗剤を流水できれいに洗い流す。
- 完全に乾かしてから収納する。
という流れです。
それでは、おろし器の材質ごとに気を付けることを紹介しますね。
金属製のおろし金
漂白剤はNG
金属製のおろし金には、台所用漂白剤は使えません。
しつこい汚れや色うつりが気になる場合は、つけ置き洗いをしましょう。
食器洗い用洗剤を薄めたぬるま湯に30分ほどつけ置きしてから、たわしなどで軽く洗えばOKです。
アルミ製は重曹がNG
金属製のなかでも、アルミでできているおろし金は、重曹をつかって洗うと傷んでしまうことがあるそうです。
ですので、アルミ製のおろし金を洗う時は食器用の中性洗剤などを使いましょう。
つけ置きNGの場合も
銅製のおろし金など、水につけておくことがNGの製品もあるそうです。
いちど取扱説明などを確認しておくと安心ですね。
プラスチック製のおろし器
プラスチックはキズがつきやすいので、タワシや毛のかたいブラシは使わないようにしましょう。
また、プラスチックにはニオイや色がつきやすいですが、台所用漂白剤が使えます。
台所用漂白剤でつけ置きするときには、漂白剤の説明書きに従ってくださいね。
もちろん、プラスチック製のおろし器は、食器洗い用洗剤などでのつけ置き洗いもOKです。
セラミック製のおろし器
セラミックは軽くて丈夫ですが、陶器なのでかけたり割れたりすることもあるそうです。
落としたりしないように、取り扱いには注意しましょう。
セラミックはニオイや色が移りにくいといわれていますが、気になればつけ置き洗いができます。
漂白剤もOKです。
おろし金の洗い方★汚れをつきにくくする方法
ご存じの方も多いかもしれませんが、おろし金にアルミホイルを巻いてから、ショウガなどをおろすと良いそうです。
刃目に詰まった食材をとりやすく、おろし金に色やニオイが移りにくくなるんですね。
でも、私はこの方法は使っていません。
何だか、アルミホイルが混入してそうな気がして…(;^_^A
テレビでプロの方が紹介しているのも見たことがありますし、きっと問題ないのだとは思います。
でも、どうにも抵抗があるんです。
それに、刃目に詰まったものを簡単にとる方法も色々見つけましたので、このあとに続けて、ご紹介いたしますね。
▼ネギ夫人のお気に入り ののじ 大根スリスリ。
おろし器から食材をきれいに取る方法
じつはこの数ヶ月、おろし金から食材をきれいにとる方法を真剣にさがし続けていました。
きっかけは、前から欲しかった ののじ の 大根スリスリ を購入したことです。
ののじ の 大根スリスリ の仕上がりには大満足だったのです。
ですが、おろした食材が詰まる…。
そして、とれにくい…。゜(ノω・`)゜。アゥ
けれど、簡単にとれる方法をいくつか見つけたので、誰でも気軽に実践できそうなものを3つ紹介しますね。
毛が硬めのブラシ
最初に試したのは、家にあった調理用のハケでした。
上の写真の左側ですね。
かなり年季がはいって、毛がかたまり気味だったせいか、想像以上に役立ちました。
でも、毛が細くて洗いにくいし、衛生的にどうかなという気もしたんです。
だから、新しく100均でシリコーンハケを買ってみました。
シリコーンハケは洗いやすかったのですが、柔らかすぎて詰まったものが取りづらかったです。
そんな感じでいろいろ試して、一番よかったのが ↓ こちら。
お弁当を洗う用のブラシですが、毛の固さがちょうどよくて一番つかいやすいです。
食材をおとしたら、洗う時にもこのブラシを使えば、おろし金とブラシを一度に洗えて一石二鳥。
ほかには、100均の掃除用ブラシ(筆型)などもよかったです。
掃除用や洗いもの用の製品を使うのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、最初から食材をあつかうために買えば、自分にとっては調理用と考えてもいいのではないかと私は思います。
また、歯ブラシを使うかたも多いようですよ。
★追記★
とってもお気に入りの マーナのお弁当洗いブラシですが、細かくフワフワした大根おろしをとるのには向いていないようでした。
毛の間に、大根おろしがめり込んでしまいます。
(粗目の大根おろしや、粘り気のあるものは取りやすいです。)
目の細かいおろし器でおろした大根おろしなどは、かるくたたいて落とすか、次に紹介する「べんりはけ(竹製のハケ)」の方がとれるみたいです。
竹製の便利ハケ(べんりはけ)
竹でつくられた、便利ハケをご存じでしょうか。
私は今回はじめて知りました。
でも、調理道具としてひろく使われているようですね。
私は、Amazonでお買い物をするついでに、一番安いものを購入してみました。
↓ こちらです。
100均やホームセンターで似たようなものがあるかと思って探したのですが、見つからなかったんです。
Amazonが取り扱っているものであれば、何でも合わせて2000円以上で送料無料ですよね。
だから、必要なものを買うついでに購入して、送料を節約してみました。
早速、先ほどの写真の山芋をとるのに使ってみたところ、ひととおり落としただけで
↓ このくらい取れました。
先につかっていた毛の硬いブラシと大差ないかんじで、裏表2回ずつくらい落とすと、食材がほとんどきれいにとれました。
でもね、一回洗ったら ↓ かけちゃいました。゜(ノω・`)゜。アゥ
私の洗い方が悪かったのでしょうか…。
でも、もし竹製のべんりはけを購入するなら、少しいいものを買った方が良いかもしれませんね。
▼使い方いろいろ♪竹製の便利ハケはこちらです。
1本かけても使えるし、その後はかけることなく、しばらく使えています。
でもやっぱり、もうちょっといいのにしておくべきだったかも★
洗うためならタワシ
プロの料理人さんがよくおっしゃっているのが、亀の子タワシです。
おろし金の目詰まりも簡単にとれるとのこと。
フライパンや鍋の焦げつきなども、調理道具を傷つけずにきれいに洗いやすいそうですよ。
正規品の亀の子タワシは、パーム素材(ヤシの実の繊維)でできています。
そのためか「一度つかったら、もう100均のタワシにはもどれません。」といったレビューも見られました。
いちどは使ってみる価値がありそうですね。
▼大きさや硬さもいろいろ♪天然素材の亀の子タワシはこちらです。
プラスチック製のおろし器はキズがつきやすいので、パーム素材のタワシでも使わない方がいいかもしれませんね。
専用の道具も
↓ これらのような、専用の道具もあります。
たしかに、専用なだけあって使いやすそうですよね。
でも、多様性を見つけにくそうな気もします。
それに、私はそこまで求めないかな、と思ってしまったので、今回は購入しませんでした。
おろし金の洗い方★食材をきれいに取る方法 まとめ
おろし器は、使ったらすぐに洗って、完全に乾かしてから収納することが大切。
材質によっては、漂白剤や重曹の仕様はNGです。
あまり力を入れずに、食器洗い用洗剤で洗うといいですね。
刃目に詰まった食材をとるには、毛が硬めのブラシが一番使いやすかったです。
歯ブラシを使う方も多いようなので、こんど新しい歯ブラシを下ろす前に試してみようかと思います。
歯ブラシを試したり、他の良い方法が見つかったら、この記事も更新しますので楽しみにしていてくださいね。
アイテムの本来の用途にとらわれず、お家にあるもので使えそうなものを色々試してみるのもいいかもッスね♪