この記事では、パナソニックの卓上型食洗機の違いを比較し、Q&A方式で、あなたにピッタリな機種へご案内します。
まず、パナソニックの卓上型食洗機を大きく分けると、5人分の食器が入るファミリー向けと、3人向けのプチ食洗があります。
Q1.あなたは一人暮らしですか?
YESなら、目次すぐ下のプチ食洗へ
NOなら次の質問へ進んでください。
Q2.あなたは2人、または3人で暮らしていますか?
Q3.食洗機を購入後は、食事のたびに食器だけを毎回すぐに片付けたいですか?
Q2.Q3.ともにYESなら、目次すぐ下のプチ食洗へ
ひとつでもNOなら、目次から大見出し2の「パナソニック 食洗機 各機種の違いを比較! ファミリー向け」へ進んでください。
パナソニック 食洗機 各機種の違いを比較! プチ食洗
一人暮らしや、2~3人分の食器を毎回片付けたいあなたなら、約3人分・食器18点が入るプチ食洗がおすすめです。
高い洗浄力はそのままに、幅47cm×奥行30cmのスペースに置けるコンパクトサイズです。
(本体は高さ46cmですが、ドアの開閉や蒸気の排出のため、設置には52cmが必要です。)
プチ食洗には、NP-TCR4と、NP-TCM4の2機種があります。
”プチ”ですが、洗浄力はファミリータイプに引けを取りません。
▼スピーディーコース搭載のNP-TCM4
▼プチ食洗の上位機種NP-TCR4
食器がきれいに洗浄&乾燥できさえすればOK?
食器がきれいに洗浄&乾燥できればいい。
除菌や省エネは気にならないあなたなら、NP-TCM4がおすすめです。
▼スピーディーコース搭載のNP-TCM4
もちろん、除菌や省エネもできるに越したことはないですよね。
でも、初期費用をおさえたいなら、NP-TCM4の方が、お求めやすい価格になっています。
NP-TCR4とNP-TCM4の違いは?
▼プチ食洗の上位機種NP-TCR4
NP-TCR4(上位機種)には、NP-TCM4にも搭載されているスピーディーコースの他に、
・バイオパワー除菌
・低温ソフトコース
・ECONAVI(エコナビ)
が、搭載されています。
NP-TCM4には搭載されていない、NP-TCR4(上位機種)の3つの機能について、簡単に説明しますね。
バイオパワー除菌とは?
バイオパワー除菌とは、洗剤の酵素を活性化させ、汚れを落とす機能です。
洗浄工程の前に8分間おこないます。
低温ソフトコースとは?
耐熱温度60℃以上のプラスチック製食器も洗えるコースです。
食器洗浄機で洗える食器の幅が、ぐっと広がりますね。
ECONAVI(エコナビ)とは?
水温や室温をセンサーで感知し、自動で節電してくれる機能です。
何年か使い続ける家電には、搭載しておいてほしい機能ですね。
プチ食洗も分岐水栓は必要です
(買い替えの時は、使っている分岐水栓をそのまま使えます。)
「工事」って聞いただけで、気が重くなりますよね。
そのためか、工事不要で、内蔵タンクへ給水すればOKなプチ食洗がよく売れているようです。
でも、分岐水栓を一度取り付ければ、自動給水だから、本当に楽です。
ぜひ、前向きに検討してみて下さいね。
賃貸でも大丈夫♪
「うちは賃貸だから…」
と、分岐水栓の工事が必要な機種をあきらめているとよく聞きます。
でも、分岐水栓は、取り外しも可能ですから、賃貸でも大丈夫♪
引っ越すときに、分岐水栓をはずして、元の状態に復元できます。
2021年秋の新製品で、パナソニックからも ↓ タンク式の食洗機が発売されました。
分岐水栓にも対応できるスリムタイプという優れものです。
一人には大きいかもしれませんが、調理道具も一緒に洗えていいかもしれませんよ。
ファミリータイプが置けるなら…
あなたのライフスタイルには、プチ食洗がおすすめです。
でも、もしあなたが、
- 2~3人で暮らしている
- ファミリータイプを置けるスペースはある
- 洗い物をためておいて一度に洗うようにしてもいいと思える
なら、ファミリータイプを購入することもおすすめしたいです。
なぜなら私は、プチ食洗と迷った末、ファミリータイプ(NP-TH4)を購入しました。
NP-TH4、最高です。
私は夫婦二人暮らしで、1日分の食器と夕食づくりに使った調理道具を、1日1回まとめてNP-TH4で洗っています。
(朝・昼に使った調理道具は、長時間放置するのが嫌で、都度あらいます。)
フライパンも、ボウルも洗えるって、本当に快適です。
お値段はぐっとあがりますが、長く使う食洗機ですから、ぜひ良いものをおすすめしたいです。
もしよろしければ、続きのファミリー向け機種の部分もチェックしてみてくださいね。
▼スピーディーコース搭載のNP-TCM4
▼プチ食洗の上位機種NP-TCR4
パナソニック 食洗機 各機種の違いを比較! ファミリー向け
4人以上のご家族や、洗い物をまとめて片付けたいあなたなら、ファミリー向けのレギュラータイプがおすすめです。
レギュラータイプの本体サイズは、幅55cm×奥行35cm×高さ60cm。
設置脚があるので、最小では幅46.7cm×奥行26.8cmあれば設置可能です。
(上から上記が出るので、設置するための高さは、65cm以上が必要です。)
その他にも、置き場所を作れる部品が色々と発売されています。
▼専用の高さ調節脚
↓ このように使います。
▼専用のステンレス置き台
↓ このようにシンクの上を拡張したり、カウンターに置いて使います。
▼専用じゃないけどこんなのもあります。
↑ シンクのスペースを活かしたまま設置できていいですね。
2022年秋の新製品で、奥行きが業界最薄の ↓ スリム食洗機も発売されたッス!
置き場所に困っているあなたや、少人数のご家庭の場合は要チェックッスよ!
パナソニックのスリム食洗機に関するくわしい記事は、
↓ こちらです。
■パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムってどのくらい?他との違いを比較!
ファミリー向け3機種の違い
パナソニックのファミリー向け食洗機は、NP-TZ300・NP-TH4・NP-TA4の3種類があります。
大きな特徴となる機能の搭載状況は下表のとおりです。
スピーディーコースなど、基本的な機能はどれも、しっかり搭載されています。
比較表にピックアップした、6つの特徴について、簡単に説明しますね。
ストリーム除菌洗浄とは?
ストリーム除菌洗浄とは、洗うと同時に食器の除菌ができる機能です。
洗浄工程(洗い・すすぎ)で、50℃以上の高圧水流が、どの洗浄コースでも、食器をしっかり除菌します。
※3機種すべてに搭載されています。
80℃すすぎとは?
通常のすすぎでも、充分な仕上がりが期待できます。
でも、さらに仕上がりをよくしたいときに、最終すすぎの温度を80℃に上げてくれる機能です。
※NP-TZ300・NP-TH4に搭載されています。
ECONAVI(エコナビ)とは?
水温や室温をセンサーで感知し、自動で節電してくれる機能です。
何年か使い続ける家電には、搭載しておいてほしい機能ですね。
※NP-TZ300・NP-TH4に搭載されています。
低温ソフトコースとは?
耐熱温度60℃以上のプラスチック製食器も洗えるコースです。
ファミリー向けの機種には、小物を入れるケースもついているので、マイボトルのパッキンなども心配なく洗えます。
※NP-TZ300・NP-TH4に搭載されています。
洗浄モードとは?
低音ソフトコースと、スピーディーコース以外に、洗浄の強さを調節できる機能です。
NP-TX300だけが5段階ですが、細かく調節できるだけで、最強の洗浄力は3機種とも同じです。
NP-TX300の「1」は、他の2機種でも「1」。
NP-TX300の「3」は、他の2機種の「2」。
NP-TX300の「5」が、他の2機種の「3」。
NP-TX300だけが、他の3段階の「1.5」と「2.5」に相当する「2」と「4」を設定できるということなんですね。
几帳面な方には、うれしい機能かもしれません。
でも、私はおおざっぱなので、いつもスピーディーコース+乾燥30分です。
「今日の汚れは少し油っこいかな…」と気になった時は「1」+乾燥30分。
それでも十分キレイに洗えて、水切れよく、ほぼ乾燥できています。
正直なところ、5段階も必要かな?という感じです。
ナノイーXとは?
ナノイーXの送風運転は、洗浄前と洗浄後の庫内のニオイを抑制・除菌します。
洗浄前の汚れた食器をためていく場合にも、庫内のニオイの抑制や除菌をしていられます。
また、洗いあがった食器を長時間放置する場合にも、ナノイー送風で、洗いあがった食器をキレイに保ちます。
手洗いした漆器や哺乳瓶なども、仕上げにナノイー送風で除菌するのもいいですね。
電気代は12時間で約1円です。
※NP-TZ300のみに搭載されています。
センサーでドアオープン
NP-TZ300は、センサータッチするとドアが開きます。
家電量販店で実物に触れてきました。
ドアが開くまでの時間が少し長く感じましたが、少しかすってしまった時に誤作動しないための配慮でしょうか。
ちなみに、扉両脇の手動ボタンからも、ドアを開閉させることができます。
※NP-TZ300のみに搭載されています。
それでは、各機能を知ったうえで、どんな方に各機種がぴったりか確認してみましょう。
NP-TA4がおすすめな人
・初期費用を抑えたい
・高温に弱いタイプのプラスチック製食器は洗わない
・省エネや消臭までは気にならない
そんなあなたには、基本機能とストリーム除菌洗浄が搭載された、NP-TA4がおすすめです。
▼ストリーム除菌洗浄できるNP-TA4はこちらです。
NP-TH4がおすすめな人
・ランニングコストを抑えたい
・高温に弱いタイプのプラスチック製食器も一度に洗いたい
・消臭や自動ドアまでは求めない
そんなあなたには、エコナビや低温ソフト、80℃すすぎも搭載された、NP-TH4がおすすめです。
私もNP-TH4を使っていますが、控えめに言って、最高♥です。
NP-TH4のレビュー記事は ↓ こちらです。
■パナソニック 食洗機 NP-TH4 レビュー!違いや口コミも紹介します
▼エコナビや低温ソフト、80℃すすぎも搭載のNP-TH4はこちらです。
NP-TZ300がおすすめな人
・ランニングコストを抑えたい
・高温に弱いタイプのプラスチック製食器も一度に洗いたい
・消臭や除菌にはこだわりたい
そんなあなたには、やはり最上位機種の、NP-TZ300がおすすめです。
▼パナソニック ファミリー向食洗機の最高峰、NP-TZ300はこちらです。
スリムタイプ食器洗い乾燥機のくわしい情報は、
↓ こちらです。
■パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムってどのくらい?他との違いを比較!
パナソニック 食洗機 各機種の違いを比較! まとめ
あなたにぴったりな機種は見つかりましたか?
私は夫と二人暮らしだけど、まとめ洗い派なので、ファミリータイプを購入しました。
実は私、NP-TH4の前にも、パナソニックのファミリー向け食洗機を、18年使っていたんです。
その経験から想像すると、シンプルな機種でも、食器洗いには十分だと思えました。
でも、マイボトルのパッキンや、熱に弱いタイプのプラスチックのボウルなども一度に洗いたくて、NP-TH4を購入。
ナノイーXの消臭・除菌も、できれば欲しかったけど…
初期費用も抑えたかったし、もう小さな子供がいるわけでもないから、ワンランク落として、NP-TH4にしました。
調理道具も一緒に洗えて、とっても満足しています。
私がNP-TH4を購入したのは、街のでんきやさん パナソニックの店。
家電量販店や、ネットよりも安く、電話した翌日には取り換え設置してもらえたんですよ♪
今回のNP-TH4購入に関する詳しい記事は ↓ こちらです。
■パナソニック 食洗機 最安値は街の電気屋さん!納品もスピーディー
■パナソニック 食洗機 NP-TH4 レビュー!違いや口コミも紹介します
▼シンプルなプチ食洗、NP-TCM4
▼プチ食洗の上位機種、NP-TCR4
▼シンプルなファミリータイプ、NP-TA4
▼エコナビや低温ソフト、80℃すすぎも搭載のNP-TH4
NP-TH4のレビュー記事は ↓ こちらです。
■パナソニック 食洗機 NP-TH4 レビュー!違いや口コミも紹介します
▼パナソニック ファミリー向食洗機の最高峰、NP-TZ300
あなたも一日も早く、自分にぴったりな食洗機を手に入れて、食器洗いのストレスや手荒れから、解放されてくださいね♪
スリムタイプ食洗機のくわしい記事は、
↓ こちらです。
■パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムってどのくらい?他との違いを比較!