「置き場所であきらめるのは、まだ早い!パナソニックスリム食洗機NP-TSK1」について調べました。メリットばかりではなく、デメリットと考えられる点も包みかくさずお伝えします。
また、Panasonic 食器洗い乾燥機の他の機種との違いも比較してみましまた、Panasonic 食器洗い乾燥機の他機種との違いも比較しましたので、ご購入のご参考になりましたら幸いです。
▼すぐにスリム食洗機 NP-TSK1をご覧になりたいあなたは、こちらをクリックして下さいね。
パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムってどのくらい?他との違いを比較!
パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムってどのくらい?
パナソニックの「スリム食洗機 NP-TSK1(卓上食器洗い乾燥機)」は、2021年の11月に発売されました。
その特徴は、奥行きが業界最薄※!
(※2021年9月現在・国内卓上型食器洗い乾燥機において)
パナソニックの「スリム食洗機 NP-TSK1」の本体サイズは、幅55×高さ50×奥行29cm。
庫内容量は約36Lで、重量は約16kg。
29cmというと、A4サイズの長辺より少し短いくらいです。
もしくは、30cmの物差しより少し短いくらい。
そのイメージだと、そんなに薄くない気もしませんか?
でも、パナソニックの「スリム食洗機 NP-TSK1」は「リストアップオープンドア」が採用されました。
そのため、ドアを開けたときに必要になるスペースが大幅に削減されたんです。
パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムなデメリットは?
パナソニックの「スリム食洗機 NP-TSK1」は、従来のファミリータイプ(NP-TZ300・NP-TH4・NP-TA4)にくらべると、容量が減りました。
そのため、一度に洗える食器の数も少なくなります。
でも、目安としては4人分・24点の食器を一度に洗うことができます。
また、26cmのフライパンも入ります。
スリム設計で、4人分の食器が一度に洗えるのはうれしいですね。
パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムなメリットは?
それはズバリ、「今まで置けなかったところに置ける」ことですよね。
特に「扉を開けると蛇口などに当たってしまうから、置きたい場所に置けなかった。」人には、パナソニックの「スリム食洗機 NP-TSK1」は、救世主かもしれません。
それに、従来型のファミリータイプより、消費電力が少し低いです。
使用するたびにかかる電気代は、消費電力をもとに算出されます。
ですので、少し電気代の節約も期待できるかもしれませんね。
電気代については、次の「スリムと他との違いを比較!」で、くわしく試算します!
それでは、パナソニック 食器洗い乾燥機のサイズ感や電気代など、気になるポイントをチェックしてみましょうッス!
パナソニック食洗機NP-TSK1 スリムと他との違いを比較!
スリムと他との違いを比較!
気になる項目を、比較表にまとめてみたッス!
レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗 | |
価格感 (2022年3月現在) | 7~10万円 | 7~10万円 | 4~6万 |
本体サイズ (幅×奥行×高さ) | 55×34.4×59.8cm | 55×29×59.8cm | 47×30×46cm |
ドア開放時 | 55×57.9×59.8cm | 55×38.6×61.2cm | 47×59.8×46.7cm |
設置の目安 | 55×35×65cm | 55×29×62cm | 47×30×52cm |
食器点数 | 40点 | 24点 | 18点 |
庫内容量 | 50L | 36L | 24L |
使用水量 | 11L | 8L | 9L |
消費電力 | 770Wh | 670Wh | 600Wh |
運転時間 (50Hz/60Hz) | 84分/79分 | 93分/88分 | 99分/94分 |
運転音 (50Hz/60Hz) | 38dB/40dB | 39dB/41dB | 40dB/42dB |
見やすい表なのだけれど、数字を見てもイメージがわきにくいかも…。
そうッスね。
それでは、特に気になるポイントについて詳しく確認していきましょうッス!
サイズ感
レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗 | |
本体サイズ (幅×奥行×高さ) | 55×34.4×59.8cm | 55×29×59.8cm | 47×30×46cm |
ドア開放時 | 55×57.9×59.8cm | 55×38.6×61.2cm | 47×59.8×46.7cm |
設置の目安 | 55×35×65cm | 55×29×62cm | 47×30×52cm |
食器点数 | 40点 | 24点 | 18点 |
庫内容量 | 50L | 36L | 24L |
「スリム食洗機 NP-TSK1」の奥行きは、プチ食洗より薄いんですね。
特に、ドアを開けたときを比べるとスリムタイプだけが20cmくらい薄く収まっています。
「設置の目安」は、パナソニックの公式サイトに掲載されている数値です。
どうやらこの「設置の目安」は床面積のようですね。
実際に置くときには、ドアが開いたときのスペース(ドア解放時の太字の部分)を確保しておく必要がありそうです。
でも、「スリム食洗機 NP-TSK1」の幅や高さは、レギュラーサイズと同じです。
プチ食洗は、幅と高さはぐっと小さくなります。
でも、プチ食洗は ~3人用なので、容量もぐっと小さいところが悩ましいですね。
置き場所は作れます
置き場所を作れる部品が色々と発売されています。
▼パナソニックの「高さ調節脚」と「ステンレス置台」
↑ これらを下の写真のように使って、カウンターに設置すると、
↓ こんな感じです。 調理スペースも確保できますね。
▼パナソニック製品専用ではない食洗機ラックも色々あります。
↑ 例えばこちらは、山崎実業さんの tower シリーズです。
シンクを使える状態で、シンクの上に設置できるのは、うれしいですね。
値段(価格帯)
レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗 | |
価格感 (2022年3月現在) | 7~10万円 | 7~10万円 | 4~6万 |
近所の家電量販店や、Amazon、楽天などをチェックした感じでは、上表のような価格感でした。
設置工事(分岐水栓取り付け費用)などは含まれていません。
価格は変動しますし、ショップごとに差があります。
工事費や、部品代などがかかる場合もあるかもしれません。
実際に支払う金額がいくらになるのかも、購入時にはしっかりチェックしておきたいですね。
電気代
レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗 | |
消費電力 | 770Wh | 670Wh | 600Wh |
運転時間 (50Hz/60Hz) | 84分/79分 | 93分/88分 | 99分/94分 |
初期費用も重要だけど、電気代も心配ですよね。
電気代は、
「消費電力(Wh)÷1,000×1時間(h)×電気単価(円/kwh)=電気代(円)」
で算出できます。
(消費電力を1000で割るのは、電気単価のkwhに単位を合わせるためです。)
電気の単価は、地域や種別(業務用・家庭用など)によって異なります。
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の新電力料金目安単価(27円)で計算してみましょう。
仮に電気単価 27円 で計算した、各タイプにかかる1ヵ月(30日)の電気代は、
- レギュラータイプ
1時間あたり 770Wh÷1000×27円 = 20.79円
1分あたり 20.79円÷60分 = 0.3465円
1回あたり 0.3465円×84分 = 29.106円
1ヵ月あたり 29.106円×30日 = 873.18円
- スリムタイプ
1時間あたり 670Wh÷1000×27円 = 18.09円
1分あたり 18.09円÷60分 = 0.3015円
1回あたり 0.3015円×93分 = 28.0395円
1ヵ月あたり 28.0395円×30日 = 841.185円
- プチ食洗
1時間あたり 600Wh÷1000×27円 = 16.2円
1分あたり 16.2円÷60分 = 0.27円
1回あたり 0.27円×99分 = 26.73円
1ヵ月あたり 26.73円×30日 = 801.9円
運転時間はレギュラータイプが一番みじかいですが、消費電力がたかいので、1ヵ月分でみると少し差がでましたね。
食器洗い乾燥機の電気代は、乾燥の工程が大きいんですって。
だから、電気代を節約するために、「洗浄・すすぎ」だけでドアをあけて自然乾燥させたり、拭いて直すようにしている方も多いみたい。
乾燥機能をつかっても、イトジリとかに水が残っちゃうときあるから、結局かるく拭いたりすることあるッスもんね!
でも、せっかくの機能を使わないのもモッタイナイような…悩ましいところッス★
水道代
レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗 | |
使用水量 | 11L | 8L | 9L |
水道代も、気になりますよね。
1L あたりの水道代は、地域や種別(業務用・家庭用など)によって異なります。
たとえば、私の場合は、上下水道を合わせて0.25円くらいです。
仮に私の場合で計算した、各タイプにかかる1ヵ月(30日)の水道代は、
- レギュラータイプ 11L × 0.25円 × 30日 = 82.5円
- スリムタイプ 8L × 0.25円 × 30日 = 60円
- プチ食洗 9L × 0.25円 × 30日 = 75円
お水の単価によりますが、食洗機をつかうと、なかなかの節水効果がありそうですね。
特に「スリム食洗機 NP-TSK1」は他のタイプより、月あたり10~25円くらい節約できそうです。
運転音
レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗 | |
運転音 (50Hz/60Hz) | 38dB/40dB | 39dB/41dB | 40dB/42dB |
運転音は、レギュラータイプが一番しずかですね。
でも、いずれも40dB(デシベル)前後です。
では、40dBとはどのくらいかというと「ふつうに聞こえる程度」とされているようです。
例えば※
- 市内の深夜
- 図書館
- 静かな住宅地の昼
などがあげらていれます。
※参照元:日本騒音調査
ただ、この数値は「機械そのものが発生させる音」、モーター音などのことだと思われます。
なぜなら、私はレギュラータイプの NP-TH4 を使っています。
実際に使っているときの音は、もっと大きいです。
乾燥中は、送風の音。
洗浄・すすぎ中は水の音がします。
食洗機は、噴射ノズルから温水を発射して汚れを落としますよね。
だから、庫内に水が飛び交う音がします。
とはいえ、騒音というほどではありませんし、すぐ慣れました。
(乾燥中は気になるほどの音はしません。)
洗浄・すすぎ中の水音が気になる方は、使う時間帯を自分に合わせて選ぶといいッスね!
私は、寝る前にスタートさせて、食洗機のほぼ真上あたり(上の階)で寝てしまいます。
水音は意識すると上の階でも聞こえるかもしれないけど、眠りを妨げるほどではないですよ。
パナソニック食洗機 買うならどれ?
パナソニックの食洗機、どのタイプを買うべきかは、あなたのライフスタイル次第です。
それでは、どのタイプが、どんな人にピッタリかを確認してみましょうッス!
ファミリー向けレギュラータイプがおすすめな方
一度にたくさん洗いたい方は、やっぱりレギュラータイプが良さそうです。
電気代や水道代が少し高くなるといっても、本当に少しです。
(電気代差 約32~71円/月、水道代差 約7.5~22.5円、1日1回使用した場合)
容量が少ないタイプを購入して、使う回数が増えてしまうと、手間もランニングコストも大きくなってしまいます。
- 毎食の洗う食器の数が多い方
(品数を多く作る方や、家族の多い方) - 洗い物をためておいて一度に洗いたい方
- 調理道具も一度に洗いたい方
上記のタイプの方だと、やっぱりレギュラータイプが便利ですよね。
私は、夫と二人暮らしです。
だから、一日分の洗い物をあらい桶でお水につけておいて、夕食後に一度に洗うようにしています。
「洗い物は毎回すぐに片づけないとイヤ!」という方で、1回の洗い物があまり多くないのなら、レギュラータイプだと大きすぎる可能性も出てくるッスね★
ファミリー向けスリムタイプがおすすめな方
- 蛇口の位置などの関係で、置き場所の奥行きがあまりとれない方
- 1回の洗い物が24点に収まり、毎回あらいたい方
上記の場合は、スリムタイプが合いそうですね。
NP-TSK1は、スリムなのに26cmのフライパンも入ります。
でも、フライパンなどを入れるときは、そのぶん入る食器数が減ってしまいますね。
食洗機で洗うと、カトラリーとか細々したものも一度に洗い・すすぎできるところで、かなり節水されるんスよね。
だから、フライパンとか大きなものは手で洗って、細かいものを食洗機で洗うのも、ひとつの節約法かもしれないッスね!
プチ食洗がおすすめな方
一人暮らし・二人暮らし・三人家族の方なら、プチ食洗も選択肢のひとつです。
価格やサイズ、ランニングコストが抑えられます。
でも、フライパンなどのかさばるものは入りません。
だけど、お皿やお箸を洗ったり拭いたりすることからは解放されます。
それに、節水効果も期待できますね。
タンク式スリム(分岐水栓不要)
パナソニックの「スリム食洗機(卓上食器洗い乾燥機)」には、タンク式の NP-TSP1 もあります。
上の写真のように、下部からタンクにお水を入れても使えるタイプです。
分岐水栓で、蛇口(水道)につなぐ必要はありません。
買えば、すぐに使えます。
でも、分岐水栓で利用することもできます。
タンク式で使ってみて、「毎回給水するのめんどくさい…。」と思ったら、分岐水栓に切り替えればOK。
サイズは、幅55×奥行34.1×高さ60cmです。
タンクのないNP-TSP1は、幅55×奥行29×高さ50cm。
タンクがある分、NP-TSP1の方が、奥行きが5.1cm・高さが10cm 大きいですね。
庫内容積(36L)や食器点数(24点)は、NP-TSK1 と同じです。
タンク式は、電源と排水が確保できれば、どこにおいても使用できるのも魅力ですね。
使用水量は9Lなので、大き目のバケツとかに排水させることもできるッスね!
▼分岐水栓不要、買えばすぐ使える NP-TSP1 はこちらです。
パナソニック食洗機NP-TSK1 スリムの口コミは?
実際に購入された方の口コミ、気になりませんか?
私はメッチャ気になります!
それでは、あちこちで読みまわった口コミの要点をまとめてお伝えするッス!
パナソニックの「スリム食洗機 (卓上食器洗い乾燥機)NP-TSK1」の評価は、予想通りの高評価でした。
でも、
「フライパンは入るけど、フライパンを入れると4人分の食器は入りません。」
「音がうるさい。とても運転音が40dBだなんて思えません。」
といった旨のご意見も、少し見られました。
当然かもしれませんが、フライパンやお鍋など、かさばるものも一緒に洗うとなると、食器は2~3人分しか入らないようです。
逆に、1~2人暮らしの人だと、まとめて洗うのにちょうどいいサイズかもしれないッスね!
また、やはり運転音が40dB前後というのは、モーターなどの機械音と考えるのが良さそうです。
水圧で洗うので、水音が少し起こってしまうのは無理もないですものね。
私は、洗い・すすぎ中の音にもすぐ慣れてしまって、今はぜんぜん気になりません。
でも、音にびんかんな方は、使う時間帯を工夫するといいかもしれませんね。
ですが、多くの方はたいへん満足されているようです。
「1K のせまいキッチンにも、本当に置くことができました!」
「もう、食洗機のない生活は考えられません。」
「思ったよりコンパクト。」
「洗浄力も良く、音も気になりません。」
「アパートで使っていますが、すっきりスリムでいい感じです。」
などなど、満足度の高さがうかがえるレビューが、ほとんどでした。
▼せまいキッチンにも置けるスリム食洗機はこちらです。
パナソニック食洗機NP-TSK1がスリムってどのくらい? まとめ
「置き場所であきらめるのは、まだ早い!パナソニックスリム食洗機NP-TSK1」
「リストアップオープンドア」構造で、置き場所の奥行が画期的にサイズダウンされています。
せまいキッチンの救世主ですね。
ただ、レギュラータイプとくらべると、一度に洗える食器点数が少ないです。
4人分の食器(24点)が入りますが、ボウルやフライパンを入れると、そのぶん食器が入りません。
しっかり4人分の食器を洗うなら、調理道具は手洗いするなどの工夫が必要になりそうです。
ラックとかを使えば、置き場所はなんとかなる場合も多いッス!
4人家族とかだったら、がんばってレギュラーサイズを買うのも、かしこい選択肢かもしれないッスね!
1~2人のご家庭だと、スリム設計のNP-TSK1やNP-TSP1(タンク式)がちょうどいいかもしれませんね。
食器洗い乾燥機は、意外とまだ普及率が高くないそうですが、必須アイテムですよ!
食器洗いから解放されて、時間もできるし、節水効果も期待できるッス!
俺っちは手荒れからも解放されて、もう食洗機のない生活は考えられないッス♪
あなたもぜひ、ご自分にぴったりな食器洗い乾燥機を手に入れて、有意義な時間を増やしてくださいね♪
▼パナソニックのスリム食洗機 NP-TSK1 はこちらです。
▼タンク式&分岐水栓対応だから、すぐに使えるNP-TSP1はこちら。
▼3人以上なら、レギュラーサイズも かしこい選択肢です。
レギュラーサイズ食洗機のくわしい記事は、
↓ こちらです。
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▼食器だけをこまめに洗うなら、プチ食洗も。