最近の研究で、気持ちの若さが脳や体の若さに影響することがわかってきたそうです。
あなたは、主観年齢を意識したことがありますか?
この記事では、西剛志先生の「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」などの情報を参考に、気持ちの若さが脳や体に影響する理由や、普段の生活の中でできる気持ちを若く保つ習慣を紹介します。
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スーパーエイジャーは、主観年齢が若い
80歳を過ぎても、認知機能が20~30歳も若く保たれている方が「スーパーエイジャー」と呼ばれるようになっているそうです。
そして、スーパーエイジャーのみなさんに共通するのが、「主観年齢」が若いことなんですって!
主観年齢とは、気持ちの若さを表す指標です。
80歳を過ぎても、「私はまだ40歳くらいだわ。」と本人が思っているなら、40歳がその人の主観年齢となります。
主観年齢と脳の若さ
59~84歳の方の対象に、主観年齢と脳の状態を分析した韓国の研究結果があります。
それによると、実際の年齢よりも主観年齢が若いと答えた方たちは、脳の神経細胞をつなげるネットワークの密度が高かったそうです。
脳の神経ネットワークの密度が保たれていると、老化にともって脳細胞が減って脳が委縮しても、認知機能が維持できるんですね。
そして、脳の神経ネットワークは、90歳になっても増えることが分かっています。
脳の神経ネットワークを増やすには?
脳の神経ネットワークが保たれているスーパーエイジャーには、共通する生き方があります。
それは、
- 好奇心が旺盛で、新しいことに挑戦し続ける
- 人生を謳歌している
ということ。
それこそが、脳の神経ネットワークを増やすことにつながるんですね。
簡単なことでいいので、毎日何か新しいことに取り組んでみるといいですね。
若いころの自分をイメージして、なりきってみる時間を持ったりするのもいいみたいですよ♪
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ポジティブ思考になる方法
ポジティブ思考で、自分は若いと思うことが大事なのはわかったけど、実際には、どうすればいいのかしら?
それでは、ポジティブ思考になれない原因や、ポジティブ思考になる方法について紹介していきますね。
ポジティブになれない原因
いくつになっても柔軟な考え方をできる人も多いですが、年齢とともに「ガンコ」になってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いわゆる「ガンコ」な性格の要因には、
- 保守化バイアス
新しいことや自分と違うことを受け入れられなくなっている状態 - サンクコスト効果
いままでの積み重ねが無駄になるのがいやで、切り替えることができない状態 - 硬直マインドセット
固定観念から逃れられない状態
などが挙げられます。
今までと違うことを拒否する、人間の本能のようなものがあるんですね。
でも、その存在を知っていれば、それに気づき、変化への行動をとることもできるのではないでしょうか。
ポジティブ思考になる方法
「でも」の法則
私たちが発する言葉は、自分自身が一番よく聞いています。
そのため、なんとなく口にした言葉でも、脳や体に影響しているんですね。
とはいえ、つい「あーシンドイ」「もうアカン」とか、口に出るときってありますよね。
そんなときは、「でも」を使って、ポジティブな言葉をくっつけちゃいましょう。
たとえば、
「あーシンドイ」→「あーシンドイ。でも、よく頑張った!」
「もうアカン」→「もうアカン。でも、大丈夫、やり遂げた!」
といった感じで、自分をほめたりして、前向きな言葉でしめましょう。
新しいことをやてみる
新しいことにふれるのは、脳の活性化にとても効果的です。
もし、やる気がでないようなら、ドーパミンを増やす行動をしてみましょう。
ドーパミンは、やる気にさせてくれる脳内ホルモンです。
「幸せホルモン」としても、最近よく取り上げられていますね。
ドーパミンを増やす行動は簡単です。
あなたが幸せを感じればいいんです。
たとえば、
- 好きな音楽を聴く
- 軽い運動をする
- 好きな人の写真を見る
- 笑顔になる
- 美味しいものを食べる
など、生活の中で簡単にできることでOKです。
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若さの秘訣はポジティブ思考!主観年齢は自分で決めて♪ まとめ
気持ちの若さは、脳や体の若さに影響するんですね。
私たちは、主観年齢は自分で決めていいんです。
そして、「自分は若い」と本気で思うことが大事。
また、髪型やファッションなど、見た目を若くするのも良いそうですよ。
人間の脳は、大きな変化を嫌います。
ですので、短期間で大きく変わりたいと思うと、むつかしいかもしれませんね。。
小さな積み重ねは、いずれ大きな成果となります。
毎日ちいさな変化を積み重ねて、脳や体の健康を保ちましょう!
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