この記事では、分岐水栓の取り付け工事なしでも使える卓上型(3人用)食器洗い乾燥機のおすすめ3機種をご紹介します。
タンク式でも、分岐水栓にも対応できる機種もありますので、ファミリータイプから小さめに買い換えたいあなたにも、おすすめですよ。
ランキングの理由はもちろん、タンク型食洗機のメリット・デメリット、選ぶときのポイントもまとめました。
ご参考になれば幸いです。
BEST3の商品をすぐにご覧になりたいあなたは
↓ こちらをクリックしてみてくださいね。
▼第1位▼コスパ最強&分岐水栓にも対応、サンコー「ラクア」はこちらです。
▼第2位▼コスパ重視で分岐水栓不要なら、アイリスオーヤマがおすすめ。
▼第3位▼消費電力が少なくて分岐水栓でも使えるのは、シロカ(siroca)。
食器洗浄乾燥機の種類
あなたはすでにご存じかもしれませんが、食洗機の種類について、サッとおさらいしておきますね。
不要なところがあれば、読み飛ばしてくださいね。
食洗機の種類は大きく分けると、ビルトイン型と据え置き型に分かれます。食洗機の種類は大きく分けると、ビルトイン型と据え置き型に分かれます。
そして、据え置き型は、タンク式と分岐水栓式の2タイプがあるので、合計3つに分けられます。
今回紹介するのは、工事不要のタンク式です。
据え置き(卓上)型
タンク式
食洗機内のタンクに水をそそいで使うため、工事なしですぐに使えます。食洗機内のタンクに水をそそいで使うため、工事なしですぐに使えます。
また、タンク式の卓上据え置き型で、分岐水栓にも対応している機種も増えています。
ですので、すでに分岐水栓を取り付け済で、買い替えを考えているあなたにとっても、選択肢の一つといえるでしょう。
ほとんどの機種は、5Lくらいの水ですすぎまでできるので、節水効果が期待できます。
分岐水栓式
専用の分岐水栓で、水道とつなげる必要があります。
この工事は工具があれば自分でもできなくはありません。
DIYの動画も色々と上がっているようです。
ですが、DIYになれていない場合は、少し費用が掛かっても業者さんにお願いするのが安心です。
ビルトイン式
システムキッチンに内蔵されているタイプです。
卓上式のものより、容量が大きく、一度に沢山洗えるものが多いですね。
その分、本体価格も高めで、設置工事も必要です。
また、キッチンによって対応機種が限られる場合があります。
私も家を購入した際に、ビルトイン型の食洗機をつけたかったのですが
- キッチンの収納部分が減る。
- 導入費用(商品価格+設置工事費)が高い。
- 修理・買い替えも大変。
などの理由から諦めました。
あの時はくやしかったけど、買い替えを意識するようになった今となっては、据え置き型にしておいてよかったと思っています。
食洗機 工事不要タイプのメリット・デメリット
我が家の食洗機(4~6人用)はそろそろ19年目に突入するんです(汗)
買い換えたいけど、今の食洗機と同じようなものだと、費用は工事費込みで約10万円。
工事もおっくうで、なかなか思い切れなかったの。
そこに工事不要ですぐ使える3万円前後の食器洗い乾燥機を見つけたというわけですね。
ですが、デメリットもあるのでは?
いろいろなレビュー記事からまとめましたので、ぜひご覧ください。
タンク式食洗機のデメリット
コスパが嬉しいタンク式の卓上食洗機ですが、タンク式ならではのデメリットも考えられるようです。
給水が面倒
タンクに給水すれば使えるので、分岐水栓工事不要ですぐに使えます。
ですが、毎回手動で給水する手間がかかります。
面倒がってドバドバ注ぐと、飛び散ったりこぼれたりする場合もあるようです。
付属の給水カップが使いにくいようなら、じょうごを使ったり、注ぎやすい水差しで給水すると良さそうですよ。
▼じょうごは100均でも色々ありますね。
ペットボトルをカットして自作するのもいいかも。
▼2.8Lなら、5Lの給水も2回で済みますね♪
意外と大きい
タンク式の食洗機は、3人用が多いこともあり、コンパクトなイメージですよね。
でも、タンクが内蔵されているスペースがあるため、3人用でも、4人用の分岐水栓式と同じような大きさです。
メーカーによって多少の差はありますが、だいたい1辺45cmの立方体くらいをイメージしておくと良さそうです。
ちなみに、今回のBEST3のサイズは下表のとおりです。
第1位 | サンコー「ラクア」 | 幅41cm×奥行41cm×高さ44cm |
第2位 | アイリスオーヤマ | 幅42cm×奥行44.5cm×高さ43.5cm |
第3位 | シロカ | 幅42cm×奥行43.5cm×高さ43.5cm |
一度にたくさん洗えない
ファミリー向けの食洗機は、一度に40点以上の食器が洗えるものが多いですよね。
でも、給水式の食洗機は、15~17点しか洗えない機種が多いです。
家族の多いご家庭では、少しきびしいかもしれません。
タンク式食洗機のメリット
手軽に導入できる分岐水栓取り付け工事不要な食洗機ですが、デメリットも見つかりましたね。
でも、それでも…やっぱり購入したい!
と思えるタンク式食洗機のメリットをご紹介いたします。
分岐水栓工事不要
タンクに給水すればOKなので、工事不要ですぐに使えます。
また、タンク式かつ、分岐水栓にも対応しているものも増えています。
2WAY方式なら、とりあえず使ってみて、給水が面倒なら工事を手配することもできますね。
コスパがうれしい低価格
ファミリー向けの食洗機と工事代を合わせると、8~10万円くらいかかる場合が多いですよね。
ですが、タンク式の食洗機は、3万円前後から販売されています。
そして、工事不要で工事費がかかりませんから、商品代金だけでOK。
かなりリーズナブルに食器洗い乾燥機を導入することができますね。
置き場所を選ばない
水道につながなくても使えるので、排水をバケツなどに受ければ、水回り以外でも使えますよね。
食洗機は欲しいけど、キッチンが狭くて…
というあなたも、もう辛抱しなくていいんです。
給水式食器洗い乾燥機がおすすめな人
さきほどのメリット、デメリットをふまえて分岐水栓取り付け工事不要の食器洗浄乾燥機がおすすめなのは ↓ こんなあなたです。
1回に洗う食器の量が少ない
タンク式の食器洗い乾燥機は、3人用が多く、食器の数なら15~17点とされています。
ですので、1~2人暮らしの方には特におすすめです。
でも、「大きなものを手洗いすれば4人家族でも十分。」というレビューもありました。
確かに、細かい食器やお箸だけでも、まとめて食洗機で洗えば時間も電気代も水道代も節約できますね。
賃貸などで工事ができない、したくない
賃貸契約の内容によっては、分岐水栓の工事ができない場合もありますよね。
また、食洗機を使ったことがないし、置き場所も変えたいかもしれないと言った理由で、いきなり工事はしたくないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合には、給水するだけで使えるタンク式食洗機は嬉しいですよね。
引っ越しのときも、簡単です。
導入費用をおさえたい
給水式の食洗機は、3万円前後から購入できます。
そして、分岐水栓取付工事をしなくても、すぐに使えるので、工事費用もかかりません。
ファミリータイプの食洗機を購入・設置となると、8~10万円くらいになることが多いですから、かなり気軽に食器洗い乾燥機を使い始めることができますね。
食洗機 工事不要タイプ 購入前のチェックポイント
工事不要タイプは置き場所も選ばない、とっても手軽な商品ですが、これだけは確認しておくといいですよ。
置き場所を確保できるか
水道につながなくても使えるのが魅力のタンク式食洗機ですが、物理的なサイズは確保しないといけませんね。
先ほどもご紹介しましたが、今回ご紹介するBEST3のサイズは下表のとおりです。
第1位 | サンコー「ラクア」 | 幅41cm×奥行41cm×高さ44cm |
第2位 | アイリスオーヤマ | 幅42cm×奥行44.5cm×高さ43.5cm |
第3位 | シロカ | 幅42cm×奥行43.5cm×高さ43.5cm |
大差はありませんが、まあまあの大きさですよね。
コンセント・アースの配線
アースは、家電から漏れてしまった電気を、逃がす役割がありますね。
漏電時の感電を防いでくれますから、必ずつけましょう。
置きたい場所と、コンセントやアースの差し口が遠いようなら、延長コードを用意しておくといいですね。
▼いろんなタイプがありますよ♪
▼コンセントはあるけど、アースがないならこういったタイプ
分岐水栓にも対応しているか
「水栓工事は絶対にしない!」というあなたなら、給水のみでも問題ありませんね。
でも、毎回給水するのはなかなかの手間に感じる方が多いようなんです。
ですので、「やっぱり水道につないで、より簡単に使いたい」と思った場合に工事できる機種の方が安心かもしれません。
食洗機 工事不要タイプおすすめBEST3!
お待たせいたしました。
それでは、冒頭でも紹介したBEST3をくわしく見ていきましょう!
今回ご紹介させていただく3機種は、どれも3人用。
大きさや性能表示は、どれも大きくは変わりません。
どれも捨てがたい商品がひしめく給水式食器洗い乾燥機の中から、今回の選出で重視した5大ポイントは、
- 購入価格
- 洗浄力
- 使いやすさ
- ランニングコスト(消費電力)
- 分岐水栓にも対応しているか
以上の5つです。
サンコー(THANKO) ラクア STTDWADW
第1位は、アイデア家電を次々と送り出している、サンコーさんの商品です。
タイプ:タンク式、分岐水栓対応 サイズ:幅41cm×奥行41cm×高さ44cm 消費電力:850W 洗浄モード:5コース(通常洗浄、スピード、エコ、強力洗浄、水洗い)+乾燥
ラクアは、比較サイトなどでの実験でも、洗浄力について非常に高い評価を受けています。
消費電力が、2位・3位より少し高めですが、目安電気代は1日約91.8円とのこと。
これは、1日4時間の使用を想定しているので、通常洗浄69分+乾燥60分コースを毎日2回使うような感じですね。
ラクアを第1位に選んだ決め手は、やはり洗浄力です。
そして、分岐水栓にも対応していて3万円チョイという価格。
すでに分岐水栓を取り付け済の方の買い替えにもおすすめです。
それに、使い始めてから、やっぱり水道につなぎたいとなった時にも安心ですよね。
また、ラクアは2位・3位よりも奥行きが2.5~3.5cm短いのも、おすすめポイント。
さらに、ラクアだけの特徴もおすすめなんです。
それは、お箸やスプーンを上部に寝かせて並べる内部構造であること。
箸立てパーツのスペースにも食器を並べることができますね。
それに、お箸なども重ならずに並べられますから、キレイに洗いあがります!
さすがは、アイデアのサンコーさんですね。
サンコーレアモノショップさんは、すごいスピードでアイデア家電を発表するメーカーさんなんッスよ!
一人分のごはんが炊ける、「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」は、よくテレビでも紹介されていますね。
↓ くわしい記事もあるので、よかったらご覧くださいね。
アイリスオーヤマ 食器洗い乾燥機 ISHT-5000
第2位は、幅広い分野でコスパの良い商品を提供してくださる、アイリスオーヤマさんの商品です。
タイプ:タンク式のみ サイズ:幅42cm×奥行44.5cm×高さ43.5cm 消費電力:512/526W 洗浄モード:4コース(標準、念入り、お急ぎ、ソフト)+乾燥、ドライキープ延長
アイリスオーヤマさんの食洗機の一番の魅力は、やはりお値段。
そして、消費電力の低さですね。
目安電気量は、標準モード1日1回で1ヶ月あたり約658円とのこと。
30日で割ると、標準モード1回が約22円です。
お安く購入出来て、ランニングコストも安いのは魅力ですよね。
ただ、この機種は分岐水栓対応ではないようです。
「やっぱり給水めんどくさい~(涙)」と思っても、水道につなぐことができません。
自作で無理やり水道につないだという動画も見つかりましたが、ホースを固定する部品を手作りするなど、なかなかの腕前でした。
私にはまねできそうにありません。
それに分岐水栓取付工事じたい、「かなりDIYになれている」「部品にも詳しい」という方でない限り、やらない方が無難です。
内部は下の写真のとおり、一般的な食洗機と同じ。
ほとんどの機種が、このような感じですね。
また、アイリスオーヤマさんだけ「ドライキープ」の機能があります。
でも、タンク式の食洗機はどれも送風乾燥なので、ヒーター付きの食洗機や食器乾燥機ほどには乾かないです。
ですので、ドライキープの有無はあまり意味がないかもしれませんね。
シロカ 2WAY食器洗い乾燥機 PDW-5D
第3位は、おりょうりケトルなどが有名な、シロカさんの商品です
タイプ:タンク式、分岐水栓対応 サイズ:幅42cm×奥行43.5cm×高さ43.5cm 消費電力:512/526W 洗浄モード:4コース(標準、念入り、お急ぎ、ソフト)+乾燥
シロカさんの2WAY食器洗い乾燥機の魅力は、分岐水栓にも対応しているところ。
そして、消費電力の少なさですね。
ランニングコストは、アイリスオーヤマさんと同じ、かなり優秀です。
ただ、1位のラクアより、少し洗浄力が弱いという実験結果があったんですね。
また、分岐水栓対応の機種としてはリーズナブルな価格なのですが、1位・2位よりは、少し高価ですよね。
とはいえ、毎回の電気代が安いのは、とっても魅力的。
でも、やっぱり、何よりスッキリ洗い上げて欲しいですし、初期費用も抑えたい…ということで3位とさせていただきました。
食洗機 工事不要タイプおすすめBEST3! まとめ
マイボイスコムが、2019年に10,454人対象で実施した食洗機に関するアンケート調査の結果によると、食洗機所有率は約3割でした。
内訳は、ビルトイン型が21.3%、据え置き型が8.6%で、全体の29.9%。
まだまだ少ないですね。
私が初めて食器洗い乾燥機を買ったのは、約19年前。
当時は長男がまだ6歳。
私はフルタイムの会社員でした。
直属の上司が女性の部長さんで、彼女に強くすすめられて購入しました。
今よりもっと食器洗浄乾燥機が普及していなかった時代ですし、世の中も古いです。
食器洗浄乾燥機を買うのは、なんだか家事をさぼるような気がして、罪悪感を感じていたのを覚えています。
でも、買ってよかった。
手荒れも軽くなったし、まだ幼かった息子と遊ぶ時間も増えました。
そのうえ、節水もできて、いいことずくしです。
それに、お湯を吹き付けて洗うから、手洗いではスポンジの入りにくい細かいところもすっきりするんですよ。
自分のためのものって、なかなか買えないお母さんも多いかもしれないけれど、楽できるところは、楽しちゃいませんか?
もちろん、お母さんじゃないあなたも、省ける手間は、省いちゃいましょうよ。
時間を取り戻すことは、できないのですから。
ぜひ、あなたもこの機会に食洗機を導入して、ゆとりの時間を手に入れてくださいね!
▼第1位▼コスパ最強&分岐水栓にも対応、サンコー「ラクア」はこちらです。
▼第2位▼コスパ重視で分岐水栓不要なら、アイリスオーヤマがおすすめ。
▼第3位▼消費電力が少なくて分岐水栓でも使えるのは、シロカ(siroca)。