一人暮らしを始める子供に準備してあげて良かったと思うもの、それは救急箱。
関西生まれ・関西育ちのうちの子は、勝手に東京で就職することを決めてきました。
聞くと、寮などはないとのこと。
「上京費用はどうするの?」と聞いた私に、
「そんなもん、今からバイトして貯めるし、放っといてくれたらええ!」と息子は言いました。
…ええ、それはもう、けっこうエラそうにww
だから、とりあえずは何もしてあげずに、放っておくことにしたんです。
でも、最低限のお薬と怪我の手当てができるものが揃った救急箱は持たせてあげようと最初から思っていました。
救急箱だけは用意してあげようと思った理由
実は、私自身は、一人暮らしの経験はないのですが、一人暮らしをしていた友人や同僚から、
「体温計がなくて困った」
という話を、ちょいちょい聞いたんですね。
あと、うちの子は何故か怪我の多い子で…
おかげさまで、私は包帯を巻くのが得意になりましたww。
それに、いつからか、しょっちゅう
「胃が痛い」
「頭が痛い」
「腹こわした」
…と、お薬を持ち歩くようになっていました。
そういう背景もあったのですが、やっぱり、一人暮らしで、体調が悪くなったときに、体温計やお薬を買いに行くのは大変そうだなと思ったんですね。
怪我にしても、病気にしても、症状がひどければ、病院に行くのがいいけど、それほどじゃないけど調子が悪いとき、とりあえずの痛み止めや下痢止め、ばんそうこうがあるといいかなと。
色々と探しました。
こういう ↓ けがの手当てがすぐできる状態で販売されているものもありました。
でも、お薬も入っているのは、なかなか無いので、こういう↓小さめの箱だけを買いました。
そして、体温計は新しく買いましたが、他は、家にあるものを分けて入れてあげた感じ。
体温計・風邪薬・胃薬・下痢止め・痛み止め・傷薬(軟膏)・バンドエイド・くっつかないガーゼ・サージカルテープ・包帯・貼る包帯…くらいでしたっけ?
「これで間に合わない時は病院行きなさい
引っ越したら、病気する前に、病院見つけておきなさいね」と釘をさして渡してあげようと思っていました。
一人暮らしを始める子供に実際に準備してあげたもの
結局、引っ越しまでの期間中に、私が購入してあげたものは…
- 救急箱
- 布団セット(毛布・カバー込7点入)
- 枕・布団カバー(洗替え用)
- 電気ケトル
- カーテン
- カップ麺やパスタ、パスタソース
- インスタントコーヒー、ティーバッグ などなど。
布団は、家で使っていたものはそのまま置いていくように言ったので、新しいものを揃えました。
あと、電気ケトルとカーテンは、引っ越した時点であるといいだろうと思ったので、布団セットと一緒に購入して、一旦自宅に届けてもらい、引っ越し荷物として持たせました。
布団のセットは確かこれ ↓
掛布団・掛布団カバー・敷布団・敷布団カバー・枕・枕カバー・毛布の7点セットで、7,990円(税込)。
なかなか良かったらしいです♪
※一人暮らしに、毛布と体温計は必須です!
私が立て替えて支払ったもの
- アイロン
- アイロン台
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- マンションの敷金礼金・当初2か月分の家賃
- 当面の生活費
…ほぼほぼ、全部ですよねww
上京費用は自分で貯める!と、エラそうに言い切った息子、多少は貯金もできていたのかも知れませんが、結果的には、ほぼ全て私に建て替えさせて上京していきました。
一人暮らしを始める子供のための準備 まとめ
上京費用は自分で貯める!と言いながら、ほぼ全て私に建て替えさせて巣立っていった息子。
約束通り…とはいかないまでも、少しずつ返済してくれていたのですが、コロナの影響でテレワークになり、先行き不安だということで、半分ほど返してくれたところで、返済はストップしています。
それに、コロナの影響が出る前のお正月にも帰省しなかったので、もうずいぶん会っていません。
用事がなければ連絡もしてこないし、こちらから連絡しても、非常にそっけない…。
でも、やっぱり、あの時、東京で就職することに反対せずに送り出して、良かったのかなと思えるようになりました。
実際に送り出してからは、もう、1年以上泣き続けましたけどww
もう数ヶ月で2年になる今となって、ようやく、あの時、やせ我慢して、この手を離してあげて良かったのかもしれないな、と巣立ちの時期を振り返られるようになりました。