この記事では、自分にピッタリなエンディングノートの作り方を紹介します。
エンディングノートとは?書くべきことは何?といったところも、調べなおしましたので、シェアします。
それでは、早速いってみましょー!
エンディングノートの作り方(書き方)
エンディングノートとは?
「エンディングノート」と聞くと、遺言状のようなものをイメージする方も多いのではないでしょうか。
でも、エンディングノートは、終活のためだけに書くのものではありません。
自分の人生を振り返って見つめ直し、現状をより正確に把握して、今後に生かすために頭の中を整理する役割もあります。
まだ元気な方でも、突然の入院などで家族が困らないように、普段おこなっていることや、支払先、連絡先などをまとめておくと安心ですよね。
エンディングノートと遺言書の違い
エンディングノートは、正式な遺言状とはちがい、法的な効力はありません。
また、遺言状は死後に関することしか書くことができません。
その点、エンディングノートは「生まれてから現在まで」「現在から今後予想されることについて」「死後に関して」すべてについて書くことができます。
もちろん、全てを書かないといけないわけではありません。
エンディングノートに、明確なルールはないようです。
公的なものではないので、どんなノートでもかまいません。
私は試行錯誤したのち ↓ リング式のポケットファイルで管理することにしました。
『少し高価かな…』とは思ったのですが、この機会にエンディングノートをしっかりまとめようと思い、買ってみました♪
エンディングノートに書いておくべきこと
既存のエンディングノートに設けられている項目としては、下記の内容が多かったです。
- 自分自身のこと
氏名・住所・生年月日などの基礎情報から、学歴・職歴、好きなものなど - 身の回りのこと
光熱費の支払いや、運転免許証・健康保険証、パソコンのログイン情報など - 介護や医療
かかりつけの医療機関、告知・延命治療、介護が必要になったときの希望など - 葬儀
お葬式に関する希望(喪主・遺影の写真など)、お墓についてなど - 財産
不動産、預貯金、有価証券、貴金属、生命保険、年金など - 大切な人へのメッセージ・思い出
家族や、お世話になっている方へ、普段はあまり伝える機会のない感謝の気持ちや、大切な思い出などをつづっておく - 親戚・友人の連絡先
何かあったときに連絡して欲しい人の連絡先、葬儀に参列してほしいか、など
また、家族構成によっては、お子さんやご両親・ペットなどについても書いておくといいかもしれないですね。
大切なパスワードや暗証番号は書きこまないでくださいね。
万一、第三者に悪用されるといけませんので。
パスワードや暗証番号は、信頼できる人に口頭でつたえておくのがいいッス。
でも忘れそうで心配なら、別の紙やデータにまとめて、エンディングノートと別の場所に保管しましょうッス!
エンディングノートに、パスワードなどをまとめたものの置き場所を書きこんじゃダメですよ!
そんなスットコドッコイは、ネギ夫人だけッス★
エンディングノート 私が買った3冊
コクヨ「もしもの時に役立つノート」LES-E101
コクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」は、私が初めて購入したエンディングノートです。
とてもよく考えられたノートでした。
手ざわりの良い紙質で、書き心地もよかったです。
データで保存した場合のCDを収納するフォルダーもついていました。
ただ、私にとっては、ネットまわりの項目が全然たりませんでした。
(ネットまわりのことを整理するページはちゃんと設けられています。)
「ネット関係で書きのこしたいことはそんなに多くないわ。」という方なら、問題ないかもしれませんね。
私はネットでポチったんですけれど、できれば、実物を確認してから購入したいですね。
コクヨの文房具を取り扱っているお店の文具売り場で売ってるらしいッス!
ちなみに、近所のホームセンターの文具売り場にも置いてたッスよ。
よりよく生きるための断捨離式エンディング・ノート
「よりよく生きるための断捨離式エンディング・ノート」は、断捨離の提唱者である やましたひでこ さんの著書です。
自分のことを書きこむためのエンディングノートではありませんでした。
断捨離式思考の終活指南書という感じでしょうか。
勉強になる本だったので、結果的には買ってよかったです。
でも、もっとレビューや中身を確認すると良かったですね。
こちらは書籍なので、あるとしたら本屋さんッスね!
ありがとうファイル 自分で作る
「ありがとうファイル」は、女優の財前直見さんが、ご自分のために作ったエンディングノートです。
本に書きこむのではなくて、公式サイトからPDFをダウンロードして書き込みます。
書籍は、
- なぜこの本を出版することにしたかという財前直見さんの思い
- PDFのダウンロードの仕方
- ダウンロードしたPDFの使い方
- 財前直見さんが使っている具体例
などが綴られています。
じつは私、本を買わないとダウンロードできないと思っていたので、書籍を購入しました。
でも、買わなくてもダウンロードできるんですね。
すばらしいですね、財前直見さん。
普通に「ありがとうファイル」と検索すると、公式ページがあがってきます。
もちろん、本を買ってもいいです。
でも、まずはPDFをダウンロードしてみるといいかもしれません。
そのうえで、もっと知りたいと思えば、本を購入するといいでしょう。
こちらも書籍なので、あるとしたら本屋さんッスね。
財前直見さんの「ありがとうファイル」でダウンロードできるPDFは、いま学生のお子さんを育てているシングルマザー(+実家で両親と一緒に暮らしている)の方にピッタリな内容だったッス!
なので「ありがとうファイル」のPDFも、子育てが終わって、夫と二人暮らしの私には合わなかったんです。
エンディングノート無料ダウンロードを試してみた結論
既製品のエンディングノートが、自分のライフスタイルにぴったりくることは、なかなかむつかしそうですね。
それは当然ッス!
だって、ネギ夫人のためにつくったフォームじゃないんスもん★
だから財前直見さんも、自分で作っちゃったんッスよね。
それはそうなんだけど、1から自分で作るのは大変そう…
そりゃ大変ッス!
だから、無料でダウンロードできるエンディングノートのイイトコ取りしたらいいんじゃないッスか?
それで、どうにも欲しいものが見つからないところだけ、自分で手書きでもいいし、作るといいッス!
な…何ですって!?
それいいわ!
何で思いつかなかったのかしら…汗
と、いうことで、
自分用エンディングノートの作り方「結論」
とりあえず、いくつか無料ダウンロードしてみて、自分に合うところだけ使わせていただく。
そして、見つからない項目は、自分でフォームを作る(手書きメモでもOK)。
それでは、俺っちが実際にダウンロードして、書きやすそうだなと感じた、無条件で無料ダウンロードできるサイトを3つ紹介するッス!
やさ終のエンディングノート集
”やさしい終活”が提供してくれるエンディングノートは、PDF版とExcel版があります。
また、種類も、
- エンディングノート
- 20代・30代から始めるスタンディングノート
- 自分史+エンディングノート
上記の3種類があります。
ウェブサイトやネット課金についてのフォームはスタンディングノートから印刷して、葬儀や介護についてはエンディングノートから印刷するとかできそうッスね。
★やさしい終活のエンディングノート一覧は→こちらです。
葬儀ラボのエンディングノート
葬儀ラボのエンディングノートは、表紙以外も一貫したデザインです。
書き込む部分は白地のわかりやすい表になっています。
全74ページで、幅広い内容を網羅しています。
★ダウンロードは→こちらです。
SOMPOケアの夢結いのーと
SONPOケア株式会社の 夢結いのーと は、全24ページです。
フルカラーで、
- 自分のこと
プロフィール、生い立ち、かかりつけ医 など - これからのこと
やりたいこと、介護、医療ケア など
について書きこめるようになっています。
各所に「こんな風に書くといいですよ」みたいなアドバイスもついていて、親切な設計です。
また、一般的な医療がどのようなものかという、資料的なページもあります。
とりあえず練習のつもりで書き始めてみようかな…という感じで取り組むには、このくらい項目が絞られているほうが、かえって良いかもしれませんね。
★ダウンロードは→こちらです。
上記以外にも、無料でエンディングノートのPDFやエクセルファイルを提供してくれるところは、かなりあるッス!
でも「メールアドレスの登録が必要」などの条件付きのところも多いので、どこまで受け入れるかは、ご自身で判断することになるッスよ。
有名な企業さんや、法律事務所などなら強引な勧誘を受けることはないと思いますが、ちょっと怪しいところは、遠慮するといいかもしれませんね。
どれも、必要な項目だけ印刷するとよさそうっス!
いきなり自分に必要な項目って把握しきれないかもなので、書けそうなところから始めるといいッスよ!
エンディングノートの作り方。無料ダウンロードなどいろいろ試してみた結論は…
完成されたノートとして販売されている製品や書籍も、よく工夫されていて、書きやすいものも多いです。
でも、人はそれぞれに違うから、なかなか自分にぴったりのエンディングノートに出会うのはむつかしいかもしれません。
私は、3冊のエンディングノートを購入して、無料でダウンロードできるものもいろいろチェックしました。
その結果、「複数のエンディングノートからのイイトコ取り」をすることにしました。
そして、どうしても合うものが見つからない項目は、自分で作る。
「自分で作る」といっても、私はアナログなので(笑)、もっぱら手書きです。
それを1冊のリングファイル(ポケット式)にまとめはじめました。
ファイルだと、差し替えることができて便利です。
それに、リング式だとポケットの取り外しもきくから、順序の入れかえも簡単でいいですよ。
あなたも、ご自分に合ったエンディングノートを作ってみてくださいね。
書けそうなところから始めるといいッスよ~♪