調理師だった亡父の味を再現したくて、たどり着いたレシピです。
丼つゆの分量も紹介しますが、めんつゆで作っても美味しいので問題ありません。
父にはとてもかなわないけれど、我が家では人気のメニューです。
丼ものは、本来なら1人前ずつ ↓ このような 親子鍋 という道具で作ります。
しかし、このレシピはご家庭向けなので、普通のフライパンでまとめて調理します。
また、卵をふわとろに仕上げるコツとなる時間差攻撃や、材料の代用食材についても解説します。
親子丼のレシピ 材料(2人分)
★鶏もも肉 200g
★玉ねぎ 1/2個(100g)
★三つ葉 1/2束
★卵 4個
★ごはん 400g
a.だし汁 130cc
a.みりん 大さじ1と2/3
a.しょうゆ 大さじ1と2/3
a.さとう 小さじ2/3
a.料理酒 小さじ1
わりとしっかりした量で、つゆだくの親子丼にしあがる分量です。
食の細い方なら、2~3割へらした量で作っても、ご満足いただけるかもしれませんね。
親子丼のレシピ 作り方
材料を切る
鶏もも肉は、小さめの一口大に切ります。
玉ねぎは、ほそめのくし切り。
(素早く仕上げたい時は、鶏肉は縦に包丁を入れてから 1cmくらいの斜めスライス、玉ねぎは縦方向にスライスしてもいいですね。)
三つ葉は、3cmくらいに切っておきましょう。
カロリーを抑えたいときは、鶏むね肉をつかってもいいですね。
むね肉の場合は、片栗粉を薄くまぶしてから煮ると、しっとりしあがりますよ。
肉に粉をまぶすときは、ビニール袋に入れて空気を含ませ、袋の口をしっかり握って振ると簡単にまんべんなくつけやすいですね。
つゆを合わせて煮立てる
フライパン(鍋)に a. の材料(だし汁 130cc・みりん 大さじ1と2/3・しょうゆ 大さじ1と2/3・さとう 小さじ2/3・料理酒 小さじ1)をすべて入れ、煮立たせます。
だし汁は水+だしの素でOKです。
もしくは、お好みのめんつゆをそうめんなどのつけつゆくらいの濃さにして使ってもいいですね。
麺つゆで準備する場合は、出来上がりが180ccくらいになるように調整してください。
丼の汁気が少なめの方が好みなら、120ccくらいまで減らしても大丈夫です。
鶏肉と玉ねぎを煮る
つゆが煮立ったら、鶏肉と玉ねぎを加えて、火が通るまで煮ます。
アクが多いようなら、取りのぞいた方がいいですね。
クタクタに煮えた方が好みなら、早めに軽く煮て、一度冷ますといいですね。
煮物全般に、一度火を止めて冷ますと、食材にグッと味がしみ込みます。
卵の時間差攻撃
鶏もも肉と玉ねぎに火が通ったら、溶きほぐした卵2個を回し入れます。
フライパンに回し入れた卵が固まってきたら、のこり2個の卵を溶きほぐして回し入れます。
フタをして、中火で1~2分蒸らします。
余熱でも卵に火が通るので、「ちょっと半熟すぎかな~?」と思うくらいで火を止めるといいかもしれません。
盛りつけて三つ葉をふる
ごはんをよそった丼にのせ、刻んでおいた三つ葉をふりかければ完成です。
三つ葉は卵と相性が良いので、親子丼のときにはぜひ準備したい食材。
ですが、ネギなどで代用しても美味しいですよね。
また、三つ葉にも火を通したほうが好みなら、フタをする前に振り入れておいてもOKです。
親子丼のレシピ まとめ
親子丼など、卵とじのたまごをフワトロにしあげるコツは、時間差をつけて2回に分けて入れること。
そして、あまり混ぜ過ぎないほうが、王道の親子丼らしく仕上がります。
あまり混ぜずに黄身と白身を合わせるには、混ぜる前にハシでそれぞれをよく切っておくといいですね。
親子丼のたまごは、1人2個が基本ですが、2人で3個でもまぁまぁの量です。
たまごを減らすときは、つゆも2~3割へらしてもいいかもしれませんね。
少な目に作って、汁ものや漬ものを添えるのもいいかもしれませんね。
フリーズドライの汁ものなら、非常時のローリングストックも兼ねることができて便利ですよ。
ツナ缶を使った、なんちゃって親子丼のレシピは
↓ こちらです。
■親子丼のレシピ~ツナ缶と卵をつかった簡単で美味しいコスパな にたもの 親子丼~